宗教法人曹洞宗大邦山 小原寺
[寺院]
東日本大震災で倒壊した寺院に本堂と庫裡を再建。本来は本堂を正面に左右対称に庫裡を配置する計画でしたが、現在は片側のみを建立。本堂はRC造、庫裡は木造と工法が異なるものの、デザインには一体感が感じられるように工夫。また本堂のデザイン開発は新たに制作した三体の仏様(仏像)の「家」という概念から、空間のサイズなどを詳細に検証しながら「白の殿堂」というコンセプトで設計しました。空に羽ばたくような二層の屋根形状、仏像を納める白く輝くホワイトキューブのお堂、震災から再び立ち上がり100年続く建築物としての強さと新しいお寺のカタチの創成を目指しました。
- 施工 2014.02
- 用途寺院
- 構造鉄筋コンクリート造+木造
- 規模地上1階
- 敷地面積9247.29㎡
- 建築面積1056.29㎡
- 延床面積895.95㎡